先輩スタッフの声
お客さまの要望にできるだけこたえたい。 S.K(工務 課長、平成16年入社)
入社以前、他社で現在と同じような仕事をしていました。当時専務だった現社長と仕事の関係で付き合いがあり、熱意にほれて入社することを決めました。
私の主な仕事内容は、お客さまからいただいた設計図を基に、当社の工場で製作するための図面を作成することです。そのほか、材料の手配、工場の流れの段取りを行っています。時間が限られている仕事も多く、その中でいかにものを取り付けるかなど、悩むこともあります。いざ出荷する、というタイミングでミスが発生し、突貫で作業するようなこともありますね。
そういった苦労を乗り越えて、ミスなく建築物が完成し、お客さまにお喜びいただけることが本当にうれしく思います。とにかくお客さまに寄り添うことを心がけているので、完成したときのお客さまの反応が何よりのやりがいです。
ものづくりを楽しんで。
川口鉄工所は平均年齢が若くなっていきていて、みんなで和気あいあいとがんばってやっています。ものづくりに興味がある方にとってはすごくおもしろい仕事だと思います。ひとつとして同じものはなく、それぞれに思い入れがあります。ぜひ、つくる喜びを味わってみてください。
イチから学んでレーザー加工機オペレーターに挑戦。 D.S(製造、平成30年入社)
前職では車の整備士をしていたのですが、当社の常務である父から「オペレーター作業員にならないか」という話をいただきました。ちょうどレーザー加工機を会社に導入するタイミングで、社内では経験者が一人もいないという話で、それなら自分がイチから覚えてやってみたい!と思って入社しました。
知識がゼロの状態で入社しているので、苦労することはたくさんありました。特にレーザー加工機は導入したばかりで、だれにも質問することができないので、取扱説明書を読み、他社でレーザー加工機を使っている方の話を聞き、自分自身でいろいろな設定を変えて工夫しながら取り組んでいます。
私は次の作業をするための準備の工程に携わっているので、いかに次の作業がスムーズにできるかを心がけています。考えてやってきたことで、先輩方から「やりやすい」と言っていただけたときはうれしいですね。
入社して1年ちょっと。これからは、レーザー加工機を極めつつ、自分がかかわっていない作業に関しても一通りこなせるようになるのが目標です。
失敗はスキルアップの糧にして!
現場仕事なので、ひとつひとつの作業が命のやりとりにつながることもあります。やり方が悪くて叱られることもあると思いますが、そういうときはまず自分の何がいけなかったのかを考えていただきたいと思います。「もういいや」と諦めるのではなく、一度立ち止まって考えることを心がけて取り組むと、スキルアップにつながるのではないでしょうか。
この仕事は、素のままの材料から完成まで、ものづくりのすべてを見ることができます。ほかの仕事では味わえないような、ものをつくる喜びを感じられるはずです。
社員は40代くらいの先輩が多く、仕事以外のことでもいろんなことを教えていただけるいい環境です。先輩たちとの年齢差に不安があるかもしれませんが、私のほかにもうひとり20代の社員がいるので、若い世代が入ってきたら自分たちが先輩たちとの仲介役になれますし、気軽に頼ってもらえる存在になれるのではないかと思います。
ミリ単位の誤差を調整する難しさ。 M.S(製造、平成26年入社)
私は、今の仕事内容にかかわる分野の専門学校を出ているのですが、就職活動をするまではどんなことを仕事にしたいかははっきり決まっていませんでした。いろんな仕事を探す中で現場仕事に興味を持って川口鉄工所に入社しました。
ものづくりの仕事には納期があり、当然それに間に合わせなければなりません。最近は働き方改革で残業時間がなくなったぶん、以前よりも使える時間は限られ、その分工夫して時間内におさめられるよう、効率のいいやり方を模索しているところです。また、この仕事は数ミリの誤差も許されない世界で、JASS6という鉄骨工事標準仕様書に沿って、規格通りに製作します。それにおさまらなければ、製品として認められません。私が担当する後の工程も加味しながら誤差を調整しなければならないなど苦労する面もありますが、難しい仕事をこなしていくのもやりがいのひとつです。また、できあがった製品は数十年残るものなので、「あれを自分が作ったんだ」と友達や知り合いに自慢できる喜びがあります。
熱意が思い出として残る仕事です。
この仕事は、製作したものが形として確実に残るので、今自分が苦労したこと、がんばったことも思い出として残ります。そういう魅力がある仕事だと思っています。
ものづくりに喜びを見いだせる方と一緒に働けることを楽しみにしています。